【投稿ネタ】V字アンテナ等ツノの削り方

今回はちょっと趣向を変えまして(笑)、イレギュラー満タンさんからいただいたHow-Toをネタにさせていただきます。
ソースはMG誌に掲載された岡プロの作例で、それを実践されたというものです。
ブログでは自由投稿は受け付けられませんし、HPにも該当するコーナーがないのでブログネタとして使わせていただくことになりました。(もちろんご本人の了承済)
ほぼ送っていただいた原文のままでアップします。

※尚、この記事を見てやってみたがうまくいかなかった等の苦情はお受けできませんことを予めご了承ください。実際の作業は自己責任において行ってください。(この記事に限らない話ですが)

岡プロ謹製、ツノの削り方の威力を知らしめる為に早速上げさせていただきましたよ。

どん。
(´・ω・｀)っ

どーですか、この精度！o(≧▽≦)o
昔懐かしいとと。。。さんのストフリを思い出しますね。
しかもコレ、工作の試作ということで仕上げに若干甘えがあるし、本来切り離して工作するべき黄色の部分もそのまんまでやってますので、本気モードでやったら一体どうなるか・・・
全くもって恐るべき工作法ですよ。 (((゜ｍ；；)))
さて、その威力をご理解いただけた所で、お次は詳しい行程の説明をしますので、しばしお待ちを。(^^ゞ

((((((((((っ・ω・)っ ボツニシナイデネッ ボツニシナイデネッ ボツニシナイデネッ

さて、しばらく昔懐かしい数学の授業にお付き合いいただきます。

まずはご覧の様に、解説の便宜上、ツノを三角すいに見立てます。
ツノを置いた状態から見てツノの先の頂点をＡ、残りの基部側の頂点をそれぞれＢ、Ｃとします。
で、三角すいの頂点をＤ。これで説明してまいります。

①ＡＢ、ＡＣを直線にする。
何言ってやがる、とっくに直線じゃねーか！と思うなかれ。
ご存知の通り、ガンダムのツノやザクのスパイク等、ガンプラでは鋭利なパーツには意図的に丸く仕上げられています。
ツノのラインも、ゆるいアールがかかった曲線(:以下、⌒と表記)を全て直線にしていきます。
で、手始めに⌒ＡＢと⌒ＡＣのラインを削って直線ＡＢと直線ＡＣにして、底面の三角形をバッチリキレイに仕上げます。

ここでのポイントは、

　 「如何に点Ａをシャープに仕上げるか」

コレに尽きます。
コツは、ラインをなぞるようにヤスる事と力がかかる反対側を指で押さえる事、後は力んでヤスらない事かなぁ。
上記の事項を怠ると、最悪パーツ破損の恐れがあります。(*_*)
サンディングは計画的に。f^_^;

②⌒ＡＤを直線にする。
この行程は①と要領が全く同じなので、特にコメントする事はありません。
ただ、点Ａがよりシャープになっていますのでよりお気を付けあそばせ。

③面ＡＢＤを出す。
さてこれでＡＢ、ＡＣ、ＡＤ全ての直線が出せた事になります。
ここからは、その直線からツライチの平面を出す作業に移ります。
で、この作業を実際にやってみるとお分かりになると思うんですが、この時点でのツノは大変奇妙な形状をしております。
奇しくも、先日発売された「ＢＭＣタガネＺＥＲＯ」によく似ています(爆笑)。
で、この面構成に要注意。これらの面に目を奪われてはいけません。
作業中はさらに切除中の面が出来て、どこをどう削るのかパニクります。

　そ・こ・で♪

頂点であるＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ全てに、コピックでも何でもいいからチョンと印をつけます。
そして、面を構成する３点(面ＡＢＣをヤスるなら点Ａ、Ｂ、Ｃ)だけを意識して磨く！
こうすれば、面や直線が歪むのを事前に防げます。
あぁ、オイラってあったまいぃー！o(≧▽≦)o

④面ＡＣＤを出す
③といっしょ、いじょ。(´・ω・｀)
何故①と②、③と④を一緒くたにしなかったのかと言えば、本来は反対側のツノも同時進行して、その都度シンメトリーを確認した方がベターだからです。
これでめでたくシャープなツノの完成でーす。ヽ(´▽｀)ノ

なおこのテクは、ツノのみならず(RX-78で言うと)腰や盾の連邦章など
いろんな所で応用が出来ます。
皆さんも、このテクで素敵なガンプライフをお過ごしくださいませ～。

イレギュラー満タンさん、ありがとうございました～m(__)m
ワタシもやってみま～すｗ